google検索で猫の腎不全+失明というキーワードがよく検索されているようです。
失明は怖いですよね。
ただでさえ苦しいであろう腎不全の上にさらに失明までなったら可哀想ですよね。
でも、本当に腎不全になると失明する危険性もあるのでしょうか?
確かに慢性腎不全の猫が失明するケースは少なくないですが、慢性腎不全そのものが失明を発症させているわけではないようです。
本当の原因は腎不全から続発する高血圧症です。
人間は加齢と共に腎臓が弱くなり血圧が高くなるケースが多いですが、これは猫も一緒です。
だいたい8歳ごろから「老猫」言うのですが、この頃から既に高血圧になっている猫も多いようです。
そして、腎不全になると血液の濾過機能がさらに低下するので、高血圧を維持した状態つまり高血圧症になってしまいます。
高血圧症になってしまうと網膜剥離や眼病変を惹起させ失明してしまうのです。
人間の場合は8年はあっという間ですが、猫の場合は「赤ちゃん⇒おじいさん」になっている年齢です。
見た目があまり変わらないので気づいていない飼い主さんも多いですが、この年齢になっている猫は体が結構ガタついてきているのです。
もしあなたが飼っている猫が8歳以上なら定期的に血液検査や眼底検査を受ける事をおすすめします。
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